2021年も新型コロナウイルスの影響により、様々な業種が困窮している状況ですが、いちごを栽培する農家もまた同様です。いちご狩りのシーズンは、品種や地域にもよりますが、概ね1月から5月までです。今年は、新型コロナの影響でいちご狩りに訪れるお客も少なくなり、さらに「緊急事態宣言」の発出で農園も休業せざるを得ない状況となっています。そんな生産者を救うべく、様々な「いちご支援」が広まっています。インターネットを通して簡単に応援できるので、ぜひ参加してください。
いちごを買って支援!生産者を応援する方法 2021年版
政府の支援を待てない!今しかないイチゴ農家支援
観光業や飲食業を支援するため、官民一体となって取り組む需要喚起策「Go To キャンペーン」は、一定の効果があったものの、2021年に入ってからも新型コロナウイルス感染症拡大は収束せず、GoToトラベルキャンペーンが中断している状況です。GoTo再開時には、いちご狩りのシーズンが既に終了しているのでキャンペーン再開を待っているわけにはいきません。いちごを救うには今しかないと様々な支援が始まっています。
レディーフォー(READYFOR)でいちごを救済|クラウドファンディング
「レディーフォー」では、朝摘みした直後に真空冷凍保存した福岡県産あまおうの最高級品をクラウドファンディングを通して申し込みできます。そのまま味わうのも良し、アイスクリームやスムージー、大福などとも相性ピッタリです。
※このプロジェクトは、5月30日23時までとなっています。
【支援方法】下記リンクより申し込みしてください。
レディーフォー 新鮮なままの冷凍あまおう!
キャンプファイヤー(CAMPFIRE)でいちご農家支援|クラウドファンディング

新型コロナウイルスによる影響でクラウドファンディングによるいちご農家支援の輪が広まっています。例えば、国内最大級のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」では、茨城県常陸大宮市にある農園『 いちごBOX 』が、「ひたち姫」の冷凍いちごを返礼品(リターン)としたプロジェクトを立ち上げ、そのお得さもあり目標金額を達成する人気ぶりとなっています。
※「いちごBOX」のプロジェクトは5月26日となっています。その他のプロジェクトも探してみてください。
【支援方法】
1.CAMPFIRE公式サイトへアクセス。
2.サイト内に検索枠があるので「いちご支援」などで検索。
3.支援したいプロジェクトを確認し、購入します。
いちごの廃棄を救う「特殊冷凍技術」
この報道で取り上げられているデイブレイク社の「特殊冷凍技術(急速冷凍技術)」は、通常の冷凍と異なり、食品の細胞膜をあまり傷つけずに冷凍することができ、解凍しても品質を落とすことなく元の美味しさを復元することができる技術です。わずか30分で冷凍することが可能で、最後は機械で真空パックに。この状態で約3年の保存が可能に、家庭の冷凍庫でも1ヶ月保存できるそうで、解凍せずともそのままサクサクと食べれます。
Amazonでデイブレイク社の新食感冷凍フルーツ「HenoHeno」を購入できます。
【緊急支援】長野県産冷凍いちご6パック
いちご以外にも様々なフルーツに技術が活かされています。
HenoHenoの冷凍フルーツ
全国の「いちご」を自宅に取り寄せて支援!
全国で行き場を失った美味しい逸品を販売して少しでも食品ロスを無くそうと楽天市場やJAなどが食品支援を行っています。
楽天市場「支援の輪を全国に」と美味しいもの販売サイト開設

楽天市場は、いち早く「新型コロナウイルス関連緊急施策」を実施。販路を失った全国の食材・食品を集めた支援サイトでは、もちろん「いちご」の購入も可能です。1商品購入することで楽天が「感染症対策支援募金」へ100円を寄付してくれるので、生産者支援と合わせて応援できます。
楽天市場 美味しいもの販売サイト
JAタウン いちご特集で販売促進。和牛が当たるキャンペーン実施中

JAタウンでは、特集ページで全国のいちごを販売中です。その他にも野菜やお肉の消費を応援するため、「野菜BOX」の販売や「和牛」が当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。
JAタウン
さとふるで「ふるさと納税」を通していちご支援
購入以外にも寄附で支援する方法があります。CMでお馴染みのふるさと納税ポータルサイト「さとふる」では、多くの品種が返礼品として紹介されています。まずは、毎月のお得なキャンペーンをチェックしてから寄附してください。
さとふるキャンペーン
返礼品「いちご」一覧